Newニンテンドー3DS LL 情報
Newニンテンドー3DSおよびNewニンテンドー3DS LLは、任天堂から発売された携帯型ゲーム機で、2011年に発売されたニンテンドー3DSの派生バージョンのひとつ。旧モデルよりもCPUなどの性能が向上していて、ゲームが快適に遊べるようになったり、一部の画面効果を利用したりできるようになる。『ゼノブレイド』や『ファイアーエムブレム無双』といった本機専用タイトルも発売されていたので、これらを目当てにNewニンテンドー3DSを購入したユーザーも多いのではないだろうか。
旧モデルではNFCリーダーが別途必要だったが、Newニンテンドー3DSではNFC(近距離無線通信)に対応。これがすこぶる便利で、下画面でamiiboが読み込み可能になってかなり重宝した。SuicaやPASMOなどの交通系電子マネー決済もできるようになったので、利用していた人もけっこういたんじゃないかな。旧モデルには存在しないZL、ZRボタンも追加され、本機だけでしか利用できない操作(※)のあるゲームタイトルもあり、操作まわりの利便性が向上するというお得な面もあった。
そのほかにも細かな改善点があります。
残念ながらNewニンテンドー3DS LLには対応していないのだが、Newニンテンドー3DS独自の機能として“きせかえプレート”というものが存在する。これは、絵柄の描かれたきせかえプレートを交換することで、本体の絵柄を自分好みにカスタマイズできる機能。上と下のふたつに分かれているため、上下の組み合わせも自由に替えられる。マリオやしずえさんを始めとするキャラクターが描かれたものなど、デザインは多種多様で全部で76種類にも及んだ。ゲームボーイミクロの回で少し解説したが、かつて構想されていた“フェイスプレート”の発展型の機能となっており、本機でようやく実現した形となる。