CFI-1100B01 PlayStation5性能 PlayStation5口コミ
PlayStation5 性能 情報
家庭用ゲーム機PlayStationシリーズの5代目機種「PlayStation 5(PS5)」が2020年11月12日、日本や米国などで発売されました。
発売5ヶ月前の2020年6月12日には「グランツーリスモ7」やリメイク作の「バイオハザード ヴィレッジ」など、PS5のゲーム映像と本体デザインがYouTubeなどで初公開され、その圧倒的なグラフィック性能がTwitterなどSNSで大きな話題になりました。
PS5は記憶装置にSSDを採用し、データの読み込み速度を極限まで高めることで、グラフィック性能を大幅に進化させています。
PS5の最も大きな特徴は、本体の記憶装置へPS5に最適化された超高速SSDを標準搭載して、読み込み速度を格段に向上させたことです。PS5本体にインストールされたゲームはほぼ瞬時に読み込まれるので、ロードを待つ必要がありません。起動してすぐにプレイを楽しめるのです。
発売元の「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」が発表したデータによると、この超高速SSDの読み込み速度は1秒あたり5.5GB以上。HDDを搭載しているPS4の1秒あたり50~100MBと比べると実に約100倍のスピードです。
また、PS4では1GBのデータを読み込むのに50MB×20秒かかっていたところ、PS5では2GBのデータを0.27秒で読み込めるとしています。
さらに、データ読み込み用のヘッドがデータの位置を探し当てるまでの「シークタイム」が、PS4では「2−50ミリ秒」であったのに対し、PS5では「即座」です。
超高速SSDのほかにも、PS5ではゲームの体感速度に大きく関わるCPU・GPU・メモリの性能がPS4やPS4 Proから大幅にパワーアップしています。
CPUはPS4と同じAMDの製品ですが、PS4とPS4 Proで使われたコストパフォーマンス重視の「Jaguar」に対し、PS5では新世代CPU「Ryzen Zen 2(8コア16スレッド)」をベースにしたカスタムCPUが採用されています。
GPUにもAMDの最新アーキテクチャ「Radeon RDNA 2」が使われている点も見逃せません。また、メモリはPS4の8GB(GDDR5、帯域幅176GB/秒)に対し、PS5では16GB(GDDR6、448GB/s)と容量が倍増しました。
こうしたスペックの著しい向上により、PS5ではより緻密なグラフィック描画が可能になったのです。今後のゲームメーキングでは、より大規模でダイナミックな演出ができると考えられています。
最新GPU「Radeon RDNA 2」の搭載により、PS5で新たに実現した機能が「レイトレーシング」です。これは、物体への光の反射を一つひとつシミュレートして、現実世界のような陰影や屈折、映り込みをリアルに再現する機能です。
人気アクションゲームシリーズのPS5向けリメイクタイトル「デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション」では、このレイトレーシングを使い、水たまりや鏡に映り込む空や人影をリアルに再現して、実写映画と見まがうほどの超細密映像を作り上げています。